今回はわたしの秘蔵画像コレクションの中から、日本語には翻訳できなかった事例を2つご紹介。
※万が一に備えて、お飲み物は口に含まずお読みください※
日本語でどうぞ〜英語編〜
まずは、長崎の某旅館に置いてあった英語版の館内ガイド。興味本位でパラパラとページをめくっているうちに、あれ?誤字が。
"Ohter" いきなりのタイプミス。正しくはたぶん"Other"なのだが、ここで怯んでいる場合ではない。後に続く英文はこうだ。
【原文】Taxi arrange Morning call I heard at the front. Caurier・FAX・Copy・Cleaning I am also approved Wow.(Surcharge)
訳せん。が、力づくで訳すと、
【直訳】タクシー手配 モーニングコール わたしはフロントで聞きました。宅配便・FAX・コピー・クリーニング わたしもまた承認されました、ワオ!(追加料金)
何より"Wow"の存在感。"Wow"は驚きの表現「ワオ!」としか訳しようがないのに、どうして"Wow"を入れてしまったのかが謎である。
ここで想像力の出番だ。日本人が「ワオ!」ってなる心境ってどんなだろう。過敏なくらいに神経を研ぎ澄ますと、本当はこんなことを伝えたかったんじゃないかな〜という意訳が浮かび上がってきた。
【意訳】タクシー手配・モーニングコールはフロントにてお伺いいたします。宅配便・FAX・コピー・クリーニングなども「ワオ!」って喜んで承ります。(別途、追加料金をいただきます)
日本語でどうぞ〜韓国語編〜
次は、韓国現地の方から頂戴したおみやげ「レトルトのトッポギ」。
当地でも激辛で有名とのことで、「ネタとして持ってきたから、マジで無理して食べなくていい」とまで忠告された一品。*1
パッケージには、韓国ではおなじみのスター*2が「うまいよ」と言わんばかりのポーズでお出迎え。
彼の手から何が発せられているのか読めないが、掌を合わせて「ぷっ」と音を鳴らしているわけではなさそうだ。
中身を出してみると…。
写真手前から順に、激辛そうなスープ、中太ちぢれ麺、そして「130g」と表示された袋に入っているのが、トッポギだ。
さて、作り方はどうなっているのだろう?お湯を注ぐだけで完成するような気もするが、麺やトッポギは下茹でしなくても大丈夫かという不安も残る。
パッケージ脇に書いてある文章は全て韓国語。意味がわかるのは数字だけである。
しかし、慌てることはない。見知らぬ言語に遭遇したときはGoogle翻訳アプリの登場ですばーい。
なにせiPhoneのカメラでスキャンするだけで翻訳してくれる夢のようなアプリ。しかも韓国語と日本語の語順はほぼ同じ。単語さえ繋いでいけば読める日本語になるはず!
Google先生、これは楽勝案件だ!任せた!
と思いきや、待っていたのは破壊的な日本語だった。
233分30秒1000W
1000Wの電子レンジで233分30秒も加熱してると…いったいどういうことになるのか。
ゲクサリ面特異牛を瞬時に
何度も探したが、パッケージの中にゲクサリ面をした牛は入っていなかった。
入っていたとしても特異なヤツだし、それを瞬時にどうすれば…。
2ウンス水を容器に表示された線まで注ぎ新富士よくかき混ぜる。
新しい富士山できちゃった。
義父にはじきいくので
「義父には、じきいくので」「義父に、はじきいくので」と、文節をどう区切るかでニュアンスが変わる。
いずれにせよ、義父には連絡をとったほうが良さそう。
注意事項
ここだけはしっかりと読み取れた。しかし、肝心なその後がほぼ解読不可能。
1.01製品は、乱流、シウああ、199罪,,を使用したと買って11書第しいLEI 2否定赤く食品申告員201199 3-製品は工程カユフェ告示スェジャ決定9pてトァブウェでき452W浮遊にドジないように注意してください5ふたキャップをトゥトウルときに手01Hか条)してください
はい!わっかりましたぁ!
Google翻訳、頼りにしていただけに、ゴングが鳴って3秒でKOされた感じ。目が覚めたら病室だった。
ということで、「日本語でどうぞ」でございました。*3